トラフィックのでかいサイトと小さいサイトの作り方の違い

技術系のサイトは職業柄良く参考にします。

パフォーマンスについて書かれているサイトは本当に参考になります。

いろいろみなさん考えながら作っていますよね。

apacheなどのミドルウェアのチューニング、DBのチューニング、私はmysql系ばっかりなので本当にいろんなチューニング方法があります。

業務でも活用できる知識ばっかりです。

 

実際のところ、勤務先で運営しているサービスはdaily100万は普通、もっともトラフィックが高い部分だとdaily1,000万アクセスは軽く超えていますのでやっぱりそれなりの知識・技術を持ってチューニングしないとすぐにパンパンになってしまうんですよね。

いやはや恐ろしいもんです。

ちょっとしたトラブルが大事故につながります。

というか大事故です。

 

取り扱いは慎重に行わないと…。

 

でも一方でもうひとつのチューニングについてはあまり語られないことがしばしば。

それはなにかというと、つまりシステムのパフォーマンスではなく開発スピードのパフォーマンスですね。

ここのチューニングは本当に難しい。

巨大なサービスになれば関係する人も当然のごとく増えていきます。

意思決定に関わる人々がまんさいいるわけですね。

このステークホルダーがまたやっかいです。

なんせ複雑な利害関係を携えている人たちなので。

 

安易にチューニングは出来ません。

させてもらえません。

システムのチューニングのほうはなんて簡単だ、と思ってしまいます。

いや、軽んじているわけではなくて…。

システムのコンポーネントに上下関係はありませんが人間関係にはそれありますしね…。

ほんと、人間の感情というのはままならないものです。

感情で意思決定されても困るけどそれは人間なのでどうしても感情が影響することは避けられない。

むしろそうじゃないと人間とは言えませんから。

 

さて、大きなサービスは開発スピードのチューニングがどんくさくなり、小さなサービスは逆ではやい。

でも、システムのパフォーマンスは反比例しているわけです。

 

ちょっとまとまりがなくなってきましたが、言いたいのはいろんなサイトが書いてあるようなシステムのパフォーマンスを気にするサービスってどれくらいあるんでしょうね、ということです。

そこを気にするより先にやることがたくさんあるんですよね。

 

正直、パフォーマンスチューニングというのは楽しいんです。

少なくとも私にとっては。

なんせチューニングの結果というのは数字になって明確に現れてきますから。

数字は嘘をつかない

やったらやった分だけ数字に表れるからこれは報われますよ。

そして楽しい。

 

でもそれが今大事かといったらそれはどうだろう?

開発スピードのチューニングは数字に表すのは難しい。

だから楽しくない…。

そんな感じで諦めていませんか?

大事なのはそこなんですけどね。

 

さらに言うとMovieVoxはそれすら今は大事じゃない。

あはは。

他にやらないといけないことがたくさんあるんです。

本当はそれが一番楽しい。