映画の評価について考えてみる

映画の評価っていうのはやっぱり気になりますよね。

映画がみられた数、お気に入りがつけられた数、みたい映画として登録された数。

MoviVoxではこれらの要素を特定の条件を満たせば5段階で評価結果を表示するようにしています。

 

「インセプション」の概要 - MovieVox - 映画「みた みたい」を管理

例えばこの映画は評価がついています。

有名な映画ですし確かに面白い映画なんで見た人が多いんですね。

評価結果は5段階中2。

一方、これを見ると評価がついていません。

「ゾンビアス」の概要 - MovieVox - 映画「みた みたい」を管理

これは…なかなかマニアックな映画でありますので見た人がそれほど多くはない…と。

思ったより評価ロジックは辛口かもしれません。

 

ちなみにMovieVoxはよくある映画評価サイトやレビューサイトと違って個人の評価に段階はつけられません。

よそ様の似たようなサービスでは「5段階で評価」など結構多いですよね。

また、段階評価だけではなくていろんな要素が予めサービス側で決められていてその項目に対して何段階かで評価を入力していく、なんて評価サイトもありますね。

 

それなのにMovieVoxでの個人が出来る映画の評価方法は「良かったかそうでなかったか?」だけ。

なぜ段階評価じゃないのか?

いちおう理由はあります。

 

面倒じゃないですか?

MovieVoxを作る前、いくつか同じようなサービスを使っていました。

みた映画を記録しておきたいという気持ちは結構前からあったのでそれなりに使っていましたが、映画を見終わってさて記録しようってなったときに…悩むんですよね。

これは何段階の映画なんだ?と。

正直なところ、映画をみながらこれは「3」だな、とかそんなこと考えながらみないです。

こんなこと言うのもアレですが記録するために気持ちを使いたくない。

もっと映画自体から受けた余韻とか気持ちを大事にしたい。

段階ごとの定義が難しい

「1」はどういう映画、「2」は?「3」は?「5」って最高点だけどそれってどういう映画なんだ?

という具合ですね。

私はこういうのにものすごく悩んでしまいます。

そうするとせっかくみた映画の余韻や映画から受けた感情みたいなものが磨り減っていくんですよね。

それはもったいないなぁと。

映画なんて本当に様々なものがありますからね。

段階評価なんか出来ないんじゃないかなぁと思ってしまったりもします。

なにを軸にして段階を評価すれば良いのかわからないんです。

しかも仮に悩んだ末に自分なりの評価軸が出来たとしても、それは結局のところ個人の尺度でしかない。

他の人は全然違う軸で評価しているのかもしれない。

 

こんな感じで考えていくと「段階評価っていらないな」という地点に到達してしまったわけですね。

だからシンプルに「今回はよかった」

これだけを考えて評価をつけれるようにしてしまいました。

気軽に評価をつけて欲しい、こういうわけですね。

 

いろんな意見があると思いますがここに到達してしまったんです。

この件については有識者はいろいろ考えがあるだろうと思われます。

ぜひ!意見をいただきたい!!